BBC Blog 1 EDM

好きなEDM Aritistの音源とtracklistを中心に。たまに来日イベントの情報などなど。Swedish系が好物です。

Sensation Japan を振り返る---Steve Angello & Tom Staar

Sensation Japan @ 幕張メッセ

Tokyoと記されたその場所は千葉の幕張メッセ
Tokyoという名称のブランド力を感じつつ、電車に乗ると、

 


白い衣装に包まれた人が各車両3~4組見えた。

その電車の道中でさえもフェスの醍醐味に感じてしまう。
いや、洋服選んだりするところからもうフェスは始まってるのかもしれない。


東京駅から30分、駅から歩いて15分弱。
そこが会場である幕張メッセ

会場に到着すると、やっぱり白い服の人がたくさんいた。
どの人も華美過ぎず、かといってカジュアル過ぎるわけでもなく。

世界一美しいフェスという名のショウを
ファンとアーティストが一緒に作る、そんな雰囲気のある会場の空気だった。

中に入るとまず見えたのが、存在感ある蓮の花をモチーフとしたセット。

 

f:id:mikamika112233:20161002122132j:plain

 

日本→アジア→蓮のイメージなのかな?と。
お釈迦様の台座でもありますからね😄

そんな蓮の花言葉は「神聖」。
その花言葉とSensationの世界観がマッチしていてた。
天井から吊るされている多くの円球がまた幻想的で、
煌びやかさではなく造形美を大切にしている感じが、
「他のフェスとは違うな」、と思わせた😎

蓮の花のステージは三段になっており、その二段目にDJブース。
そこは360度回転し、色んな角度から
DJのプレイする姿がみれるようになっていました。


一見、これはどこで見ていいか分からないようにも思うのですが、
音楽とダンスを主体とするのであればDJを固定するのではなく、
全方位から見れるようにしたことで、一番前で所謂「地蔵」という人も出てこないし、
一番前に押し寄せたりするということもなかったです✌️

ちなみに...ですが
ここへ来た目的と言えば
二年ぶりの来日となったSteve Angelloを見ることと
初SensationであるTom Staarを見ること。

なので、Sensationのレポートと言うよりは、

Steve AngelloとTom Staarのレポートになってます。



Steve Angelloの最後の来日から約2年の時が経ち、
いつ来るか、いつ来るかとずっと待ち遠しく思っていました。

『Wild Youthから始まって、Wasted Loveで終わった2年前のあの物語。
二年後の今、どんな物語を見せてくれるのかな。』

Sensationが決まってからそんなことばかり考えていましたね。。。

1時10分前
白い衣装に包まれた、Steve Angelloがやってきた。

黒を基調とする彼を、2年ぶりに見た姿は真っ白。
もう目の前にいることが理解できず、足が全く動かなかった😅

「きっと、あのRebel Nationから始まる。あの瞬間がもうすぐ始まる」

ステージに向かって通り過ぎた彼の背中を見送りながら
ぼんやりとそんなことを思っていました。


午前1時。彼が出演する時間にになり、

ファンが待ち望んでいた、Rebel Nation が聴こえてきた。
そして、ドラムの音とともにいつもの決まり文句

「My name is Steve Angello. And I came all the way from Sweden」

そう彼は告げて物語をスタートさせた。

 

youtu.be

 

このスタートに歓喜の声で溢れる。 
そりゃそうだ。なんどもなんども観ていた動画の世界が
今目の前で実際に行われているのだから。 

その感動に浸る時間を与えることなく、Steveは容赦なく物語を続ける。
若手DJ/ProducerのTeamworxのIDと、
名アンセムIvan Gough & Feenixpawlft. Georgi Kay-In My Mind
マッシュアップや、
名曲、Swedish House Mafia & Knife PartyのAntidoteなどをプレイし更に
会場の熱は増していった。

前半の曲は主に若手DJ/Producerの曲をフィーチャーしており
その曲をアンセムとマッシュアップすることで新しい色を出しつつと
ただ、新しいだけの世界を広げるだけでなく
時が経過しても変わりなく美しい音たちを彼の魔法で蘇らせていた。


ID2 vs Reload やPayback vs Wasted Love、といったSizeの名曲を組み合わせた
彼のマッシュアップもセットの醍醐味だと思う。
この曲がプレイされ、会場のみんなの歌うこの瞬間に一体感を味わえるから。

どこを切っても惜しいくらい、絶え間なく美しいセットが続く。
なんの曲がドロップされるかなんとなく分かるにも関わらず
なぜこんなにも夢中になれるんだろう。。。
彼の魅力に圧倒されて我を失うことに抵抗を感じているその瞬間に、
とどめのOpusがドロップされる。

Show me loveからのアカペラでそれは察しがついていた。
それなのに、このイントロを聴くだけでなぜ胸が張り裂けそうな気持ちになるんだろう。

それは

ずっとずっと、この光景を夢見ていたから。
何度も何度も繰り返しみてきたこのOpusの世界を知っているからだ。


ダンスミュージックがまだ根付かないこの日本に
Steveは分かりやすくその美しさを教えてくれる。
楽しい時に、どんな表現をするか。
踊れなくてもいい。
言葉も分からなくてもいい。
美しいものをみたとき、心を揺さぶられ、感動の世界に入った時
人はどんな風になるのか
それを一夜にして多くの人に体感させてくれたように感じた。

youtu.be

 

と、ここで満足しきったところでこれ、まだ序盤w

素晴らしすぎて死になっているのに、まだ折り返し地点じゃないか!!


人間、美しいものや感動を極度に感じると
逃げたくなるのだなと後から分かったけど
その時はそんなことを考える暇もなかった。

神様のように思えたSteveも、
本当は美しい悪魔なのではないかと思い始めた。

後半になると、新旧織り交ぜた彼のトラックを中心にプレイ。
未だリリースされないSentidoを含め3曲のIDトラックを今回プレイしていました。
Sentidoは2012年頃からプレイされていた曲ですが2015年にはほぼプレイされることなく
名作IDとして姿を隠していました。
それが2016年の7月のTomorrowlandでプレイされ話題に。

なので、これを生で聴けた喜びもひとしお。。。
R1ResidencyでプレイしたあのIDもあの広い空間で聴けて気持ち良かった。

気がつけば一時間半のセットも残り約10分。
物語の終わりは、もちろん彼の曲Someone Elseで幕を閉じた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

3:30am
Tom Staarが登場。

SteveからTomへとバトンタッチ。
今回彼は初のSensationということで、それも見どころの一つでした。


Size Recordsのボスの後、1曲目にプレイした曲は
Tom StaarがKryderとともにSizeからリリースした名曲「Jericho」。
もうこれは盛り上がり必至!

youtu.be

 

今回のセットにはStaar Traxxだけではなく最近始動したレーベル、
Cartel RecordingsのIDも含まれていて、
Tomファンだけでなく、Groove志向にはたまらないセット🎵
Cartelのファーストリリース曲Kryder & Eddie ThoneickのThe Chantはもちろん、
ID trackのTom Staar & Corey James - Bird Fluとかね。

盟友KryderのBootやID trackも複数プレイされていて、
UK Grooveの楽しさにお客さんもすごく楽しそうだった。

Steveが感動と静寂を基調とした陰のセットであるならば
Tomは躍動と歓喜を表現した陽のセットであるのかもしれない。

ステージが動くとともに、彼のグルービーなセットもそれに合わせて展開される。
Big Roomに比べると盛り上がりどころが分かりにくいと思っていたけど
常に音の輪が途切れず、音に身を委ね気持ちいい!

UK Grooveと日本人の空気感は、もしかして合うんじゃないのかな?
って思うくらいすごく雰囲気の良い空間だった。
最後に流れたTom Staarの曲、Boraと蓮の花がオリエンタルな雰囲気と
マッチしていて、Sensationでないとこれは体感できないと思いました。

youtu.be

 

爽快感と楽しさを体に宿したまま終わるこのセットがTomの魅力であり、
Grooveの魅力だと私は思っています🎵

一個だけ気になったことと言えば、
Kryder のCrocodile Tearsに Adeleの Set Fire To The Rainを乗せた
マッシュアップ流れた時のこと。
Set Fire To The RainのSingalongの声が聴こえてこなくて
Tomの表情が一瞬固まったような気がしたw
まあ、それはどうでもいいことなんですけどねw
Adeleは有名ですが、Helloがギリなんだと思う、日本は。
でもそれは文化が違うから仕方ないことなのかな、って最近は思う。
文化が違えば楽しみ方も違うわけで、
それが出来ないから日本はダメ、っていうのも
なんだかなーと思います。


今回のSensation Japanを経験して思ったことは、
海外志向になり過ぎていた時代から、
日本独自のDance Musicの文化になりつつあるのではないかと感じました。

海外のゴージャスなフェスもそれはそれで楽しい。
でもやっぱり私は日本人だから、
日本人がどんな風に欧米のダンスミュージックのカルチャーを取り入れるかに
すごく興味がある。

そういった意味ではUltra Japanが先駆けとなり大きな役目を
果たしてくれたのではないかと思っています。
そして、今はダンスミュージックが浸透しつつあるなかで
いろんなフェスが今後、どのようにコミットしていくのかが注目😎
今回、かなり的を絞ったSensaitonのラインナップ。
これはかなり意味のあるものだったのではいかと思いました。

本当に素敵な空間だったので、
来年もぜひ開催してほしいと思います🙏

(Text by mika )

 

 

 

 

MAK JとShapovのIDではなかったのか・・・?

EX1ST - Zephyr

この曲は6/13にリリースをされている曲。
Axwell、MAK J、Shapov、Kryder、Tom Staarからサポートされている

しかし、この曲、


ずっとMAK J とShapovのIDといわれていた曲とそっくり!

ずっとこのIDとして認識していた多くのファンの間では、

EX1STというアーティストがパクってリリースしたんじゃないの??

という話題で持ちきり。

しかし、そんななか、Shapovから

「Sick!!!」

とのツイートが。。。

 


さあ、このツイート

どんな意味の「sick!!!」なんでしょうか。

 

今のところ、EX1STのZephyrで落ち着いているようですが、
納得しないファンも多く、まだ続きそうな話。

soundcloud.com

 

soundcloud.com


同じ曲ですが、
鳴りが違うように思います。


しかし、Shapovのツイートからすると、EX1STの曲をShapovがエディット

しているようにも思います。

そして、書いている私はいまだに腑に落ちていないw

なぜなら。
他にも彼はパクり疑惑の曲があるから。

ただ、そのパクられたとされる曲の音源が見つからないため
今日はここまで。

パクり疑惑が二曲(しかもそれぞれ違うアーティストの曲)があるって、
かなり不自然だと思う・・・

 

と。ここまでは6月に書いていたものなんですが
いまいち納得できず、アップせずにいました。
しかし、今日になってこんなツイートが!

 

 

MAK JからのDM。

でも、彼のフォロワーの中にMAK Jはいないんです。。。


一体どうゆうことなんでしょうか。。。

謎は深まるばかりです。。。


( text by mika)

イベントに行く理由

会うことや、写真を撮ることが、

イベントに行く理由ならば

 

音楽はなくても良いことになる。

 

アイドルのコンサートに行く人のほうが

そのアイドルの曲を聴いてる気がするなあ。

 

ただ、もう時代がそうなのかもしれない。

携帯が音楽も聴けて写真も撮れるように

イベントの楽しみ方はマルチなのだ。

 

だから、自分にはよくわからない楽しみ方でもそれを否定してはいけないな、と思った。

否定するなら、見なきゃいいんだ。

DJ文化

DJ/Producer文化は曲を作って、DJプレイいもする。

 

EDMは主にそんな文化だと思う。

 

中には楽器を演奏する人もいる。

 

でも、ライブ=楽器演奏だけを指すなら

そもそもDJなんていらないわけで。

 

DJ/Producer文化を生と捉えられない人は

 

本当の意味でEDMの文化が分かっていないと思う。

 

バンドはDJより上なんて考え方、変なのって思う🙄

 

私はDJのプレイはライブだと思ってる。

IDのほうが価値あるのかな?

不思議だ

 

あんなに話題な曲も

 

リリースされると聴かなくなる。

 

Axwell&ShapovのBelongもRIP音源探して聴いてたのに、

リリースしてからはあまり聴かなくなった。

 

昔は、

 

って昔を当てはめて考える癖は悪い癖だなと思うけど、

 

新曲がリリースされてからのほうが何度も何度も繰り返し聴いていた。

 

いまは違う。

 

良し悪しじゃなくて、

 

ほんと不思議。

 

今じゃDark Riverを好んで聴いてるかもしれない